実家じまいノート

実家の物の捨て方一覧
粗大ごみに出せないものと、正しい出し方

最終更新:2026年9月26日

実家の片付けが進んできて、いざ捨てる段になると止まります。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、粗大ごみに出せません。消火器やバイク、タイヤも、自治体ではほとんど回収していません。

下の一覧から品目を選ぶと、出し方と費用の目安が出ます。

いちばん多い失敗

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目を、粗大ごみの申し込みに出してしまうことです。これらは家電リサイクル法で自治体の収集対象から外されています。申し込んでも受け付けてもらえず、当日回収されずに残ります。業者に一括で頼んだ場合も、この4品目だけ別料金になることがほとんどです。

捨て方は、大きく4つに分かれます

分類対象どこへ
家電リサイクル法エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目買った店/買い替える店、指定引取場所
資源有効利用促進法パソコン、ディスプレイメーカー回収(ゆうパック)、家電量販店
小型家電リサイクル法電子レンジ、炊飯器、携帯電話など市区町村の回収ボックス、認定事業者
粗大ごみ家具、布団、自転車など市区町村に申し込み

これに加えて、どこにも当てはまらず自治体が回収しないもの(消火器、バイク、タイヤ、農薬など)があります。これが片付けの最後に残ります。

家電4品目のリサイクル料金

料金はメーカーと大きさで変わります。おおよその範囲は次のとおりです。

品目リサイクル料金(税込)
エアコン550円〜9,900円(多くは990円前後)
テレビ(ブラウン管)1,320円〜2,970円
テレビ(液晶・プラズマ)1,870円〜3,700円
冷蔵庫・冷凍庫3,740円〜6,149円
洗濯機・衣類乾燥機2,530円〜3,300円

これとは別に、収集運搬料金がかかります。店や業者によって1台あたり1,000〜3,000円程度が加算されるのが一般的です。自分で指定引取場所に持ち込めば、この分は不要です。

正確な金額は、メーカー名または製品型名で調べられます。

出典:家電リサイクル券センター(RKC)「家電リサイクル料金一覧」

実家じまいだと、4品目がまとめて出ます

エアコン2台、テレビ2台、冷蔵庫、洗濯機。よくある構成です。リサイクル料金だけで1万5,000円前後、収集運搬を加えると2万〜3万円になります。

遺品整理業者に一括で頼む場合も、この4品目は見積もりに別立てで入っているか確認してください。「一式いくら」に含まれていると思っていたら別請求だった、というのが追加請求のよくあるパターンです。

業者選びについては遺品整理の費用相場と業者の選び方で詳しく書いています。

パソコンは無料で引き取ってもらえることがあります

家庭用パソコンはメーカーが回収します。「PCリサイクルマーク」が付いていれば、回収・再資源化料金はかかりません(購入時に支払い済みのため)。マークがない古い機種は、回収再資源化料金が必要です。

申し込むとメーカーから伝票が届き、日本郵便のゆうパックで集荷されます。全国どこからでも出せるので、実家が遠方でも送り出せます。

家電量販店や市区町村の回収でも出せます。データの消去は自分で行ってください。実家のパソコンには、年賀状の住所録や通帳の控えが残っていることがあります。

出典:一般社団法人パソコン3R推進協会/同「小型家電リサイクルによるパソコンの回収」

自治体が回収しないものの行き先

消火器販売代理店や防災事業者などの「特定窓口」へ。全国に約5,000か所あります。リサイクルシールが必要です
出典:消火器リサイクル推進センター「消火器を捨てたい方」
バイク・原付廃棄二輪車取扱店または指定引取窓口へ。二輪車リサイクルシステムで引き取られます
出典:日本二輪車普及安全協会「二輪車リサイクル」
タイヤカー用品店やガソリンスタンドへ。1本数百円〜1,000円程度
ピアノ専門の買取業者へ。古くても値が付くことがあり、引き取りが無料になる場合があります
金庫手提げ金庫は粗大ごみで出せる自治体もあります。耐火金庫は処理困難物として断られることが多く、専門業者に頼みます
塗料・灯油・農薬販売店または専門業者へ。絶対に流したり土に埋めたりしないでください

ここに挙げた扱いは一般的なもので、市区町村によって違います。「(市区町村名)+ごみ 分別」で検索すると、品目別の一覧が出ます。迷ったら電話で聞くのが確実です。

捨てる前に、ひと呼吸おきたいもの

片付けが進むとリズムが出てきて、手が止まらなくなります。次のものだけは、いったんまとめて置いておくことをおすすめします。

「価値があるか分からない物は、写真を撮って共有してから決める」だけで、後悔がかなり減ります。

家電リサイクルの印が自動で付きます

「実家じまいノート」は、実家の物を撮って「残す・もらう・売る・手放す」を分けられるiPhoneアプリです。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機には自動で家電リサイクルの印が付き、粗大ごみに出せないことがその場でわかります。無料で始められます。

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よくある質問

エアコンやテレビを粗大ごみに出せないのはなぜですか

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)で、エアコン・テレビ・冷蔵庫と冷凍庫・洗濯機と衣類乾燥機の4品目が指定されており、市区町村の収集対象から外れているためです。買った店、買い替える店、または指定引取場所に出します。

家電リサイクル料金はいくらですか

メーカーと大きさによって変わります。エアコンは550円〜9,900円、テレビは1,320円〜3,700円、冷蔵庫・冷凍庫は3,740円〜6,149円、洗濯機・衣類乾燥機は2,530円〜3,300円の範囲です。これとは別に収集運搬料金がかかります。正確な額は家電リサイクル券センターでメーカー名や型名から調べられます。

パソコンの処分は無料ですか

PCリサイクルマークが付いていれば、回収・再資源化料金はかかりません。購入時に支払い済みのためです。マークがない古い機種は料金が必要です。申し込むと日本郵便のゆうパックで集荷されます。データの消去は自分で行ってください。

消火器はどこに出せばいいですか

市区町村では回収していません。販売代理店や防災事業者などの「特定窓口」に持ち込みます。全国に約5,000か所あり、消火器リサイクル推進センターのサイトで検索できます。リサイクルシールが必要です。

スプリング入りマットレスは粗大ごみに出せますか

自治体によって扱いが分かれます。粗大ごみとして回収するところもあれば、処理困難物として受け付けないところもあります。お住まいの市区町村の分別ガイドで確認してください。

出典

料金は2026年9月時点で公開されている情報をもとにした目安です。メーカー・機種・地域によって変わります。粗大ごみの扱いや処理困難物の指定は市区町村ごとに異なりますので、実際に出す前にお住まいの市区町村の分別ガイドをご確認ください。

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